グリーンビジネス戦略
戦略マップ

認識したリスクを最小化しつつ、それを転じてオポチュニティとするべく、「開発ビジネス」「販促企画」「ブランディング」の3つの観点から、能動的に脱炭素化(CN)に取り組んでいます。流通商社として、いかに仕入先・販売先と協働する形で事業を展開するかを重視しています。そのグリーン成長戦略を展開する中、具体的な取り組みとして、「開発ビジネス」としては、PPAモデル事業、「販促企画活動」としては、グリーンボールプロジェクトに取り組んでいます。

開発ビジネス
◆PPAモデル事業
2021年10月 Daigasグループの事業会社であるDaigasエナジー株式会社と業務提携し、PPAモデル事業に参入しました。主要ターゲットを当社の仕入先メーカー、工場ユーザーとし、当社の技術や資金により、取引先企業の再エネ調達、脱炭素化を支援すると同時に、当社自身のScope3となるサプライチェーン排出量の圧縮にも寄与することを企図しています。


「DayZpower」の動画はこちらからご覧になれます。
◆PPAモデル導入事例
当社及びDaigasエナジー株式会社の共通ブランドである「DayZpower」は当社の仕入サプライヤーでもある日本製紙グループの中核企業、日本製紙クレシア株式会社の開成工場(神奈川県足柄)に439KW太陽光発電設備を導入し、再エネ電気を20年間供給するPPA契約を締結しました。
これによる排出量削減効果は年間197t-CO2が見込まれます(23年3月稼働予定)。サプライヤーの再エネ導入を支援することで、当社を含めたサプライチェーン協働によるCO2削減に寄与していきます。

販促企画活動
◆グリーンボールプロジェクト

2008年より取り組んできたグリーンボールプロジェクトは、環境優良商品の有する排出抑制効果(ベースライン比較法、プログラム型削減活動)に着目し、当社独自の算定方法(GBPプロトコル)により、削減貢献量を累積カウントしてきました。流通商社として、環境負荷の低い製品の普及拡大を図ることで総量把握が困難である「C11: 製品の使用」における排出量の抑制に貢献しています。
