中期経営計画
中期経営計画「CROSSING YAMAZEN 2021」の趣旨
山善では3カ年の中期経営計画「CROSSING YAMAZEN 2021」に取り組んでいます。「CROSSING」には、これまで培ってきた専門商社機能を最大限に発揮して、様々なモノをかけ合わせ、新たな価値を生み出し、変化に対応していく、という意味が込められています。
「CROSSING YAMAZEN 2021」5つの大方針
5つの大方針のポイントと主な取り組みテーマについて説明します。
1国内事業の強化
省人化・自動化ニーズへの対応強化
将来有望な市場の開拓・強化
- 電気自動車(EV)
- 食品、薬品、化粧品(三品市場)
- 農業
- 航空宇宙等
2グローバル展開 の加速
成長市場の強化(インド等)
- 拠点/テクニカルセンターの増設
自動化需要の取り込み
- 自前で技術対応できる体制づくり、Slerとの提携
海外物流の整備による業務・物流の効率化
安全保障貿易に対応した輸出管理体制の強化
3機能商社化による 収益力強化
省人化・自動化ニーズへの対応強化
- エンジニアリング機能の強化、SIerとの提携
エネルギーソリューション事業の強化
新経営基幹システムへの刷新
デジタル営業支援ツールの活用
4eコマースの拡充
家庭機器事業部のネット販売拡大
- ユーザビリティ向上を通じた、ロイヤリティ獲得と維持
- 専門店としての品揃え・付帯サービスの拡充
- 新規(モール)出店
海外機工でのグローバルeコマースの検討
物流機能の強化
5事業拡大を支える 経営基盤の強化
ERP等導入によるグローバルでのシステム統合
「CROSSING YAMAZEN 2021」の定量計画
収益計画
(単位:百万円) | 2019年度 (第74期) |
2020年度 (第75期) |
2021年度 (第76期) |
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売上高 | 500,000 | 563,500 | 610,000 |
営業利益 | 14,000 | 17,500 | 22,000 |
営業利益率 | 2.8% | 3.1% | 3.6% |
今後5年間の投資予算枠
事業投資枠 (アライアンス含) |
200億円 | 事業承継、M&A、新規事業等 |
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初期システム 投資枠 |
100億円 | 新システム初期構築費用 |
設備投資枠 | 300億円 | 物流整備等 |
合計 | 600億円 |
主要財務指標
2019年度 (第74期) |
2020年度 (第75期) |
2021年度 (第76期) |
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総資産営業 利益率(ROA) |
6.6% | 6.5% | 7.5% |
総資本回転率 | 2.17回 | 2.09回 | 2.08回 |
キャッシュ・フロー ・マージン率 |
3.2% | 3.0% | 3.5% |
※定量計画につきましては、見直しを視野に検討中です。