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日本製紙クレシア株式会社 京都工場にて コーポレートPPAの発電開始

当社最大規模の自社電源開発事業
日本製紙クレシア株式会社 京都工場にて
コーポレートPPA※1の発電開始
年間発電量は一般世帯約1,070世帯※2の年間使用電力量に相当

                 
 ものづくり商社のリーディングカンパニーである株式会社山善(本社:大阪市西区、代表取締役社長:岸田貢司 以下、当社)と、大阪ガス株式会社100%子会社のDaigasエナジー株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:福谷博善 以下、Daigasエナジー)は、2025年3月1日より、日本製紙クレシア株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:安永敦美 以下、日本製紙クレシア)の京都工場にて、コーポレートPPA※1を開始いたしました。これは、当社とDaigasエナジーが日本製紙クレシア 京都工場に、太陽光発電設備を設置・保有・維持管理をしながら、そこで発電された太陽光由来の再生可能エネルギー100%の電気(以下、再エネ電気)を約20年間にわたり日本製紙クレシアに供給・販売するものです。2024年4月23日付のニュースリリース(https://www.yamazen.co.jp/news/entry-2077.html)でお知らせした通り、日本製紙クレシアでは、開成工場(神奈川県)に続き、興陽工場(静岡県)、東京工場(埼玉県)、そして京都工場で新たにコーポレートPPA※1を開始したこととなりました。
                   


日本製紙クレシア株式会社 京都工場(京都府)

日本製紙クレシア株式会社 京都工場(京都府)

 当社のコーポレートPPA事業において、最大の発電設備となる日本製紙クレシアの京都工場では、工場内の4つの建物の屋上に太陽光パネルを設置し、総発電設備能力は4,057kW、年間発電量は一般家庭約1,070世帯分※2の年間使用電力量に相当する約423万kWhを見込んでいます。再エネ電気の供給により、当社の仕入先企業である日本製紙クレシアのCO2削減に寄与することはもちろん、山善のGHGプロトコル※3のScope3※4「カテゴリ1:原材料(仕入商品)」の排出量削減につながります。
       

<日本製紙クレシア DayZpower導入実績>



開成工場(神奈川県) 興陽工場(静岡県) 東京工場(埼玉県) 京都工場(京都府)
発電開始時期 2023年3月 2024年9月 2024年12月 2025年3月
発電設備能力 439kW 320kW 320kW 4,057kW
発電量(年間) 約50万kWh 約37万kWh 約38万kWh 約423万kWh
CO2削減量(年間) 約197t‐CO2 約162t‐CO2 約168t‐CO2 約1,853t‐CO2

     
 山善は、2021年10月よりDaigasエナジーと共同ブランド「DayZpower」を立ち上げ、コーポレートPPA※1の展開以降、日本製紙クレシアの京都工場を含め、計6サイトの太陽光発電設備を管理・運営しています。これら自社電源開発事業(プライマリー市場)に加えて、2024年10月には、稼働済み電源支援事業(セカンダリー市場)として、国内58サイトの発電プロジェクトにも参画しています。
(詳細につきましては、下記2024年10月2日付のニュースリリースをご参照ください)
https://www.yamazen.co.jp/news/entry-2168.html
 これにより、プライマリー市場とセカンダリー市場を合わせて合計64 サイト、出力は合計約 21.3MWの発電設備の管理・運営を行うことになります。当社は2030年企業ビジョンを実現する上での重要課題の一つとして、「グリーンビジネスの拡大」を特定しています。
 今回のコーポレートPPA事業や再生可能エネルギー発電所への投資、さらには「グリーンボールプロジェクト」※5等を通じて、環境活動とビジネスの両立を推進しながら、持続可能な社会の実現に貢献していきます。
             

※1:コーポレートPPAとは、「Power Purchase Agreement(電力購入契約)」の略で、発電事業者が自らの負担により太陽光発電設備を無償で設置し、発電した電気を顧客に販売するモデルのことです。コーポレートPPAモデルを採用することで、顧客は設備における初期投資や設備の維持・管理の負担がないというメリットがあります。
※2 :1世帯当たり年間3,950kWhで試算。出展:環境省「令和4年度家庭部門のCO2排出実態統計調査資料編(確報値)」より。
※3 :GHG(温室効果ガス)排出量の算定と報告の国際的な基準です。
※4 :事業者によるGHG排出量の算定・報告対象範囲の区分です。
※5:当社は、2008年より環境優良製品の販売に関する全国規模のキャンペーン「グリーンボールプロジェクト」を展開し、賛同メーカー、参加販売店、ユーザーと環境優良機器の普及に努めてきました。参加企業数は延べ11,000社を超えます。2022年度からは、参加企業に対して、排出量算定用アプリケーション「GBP App(ジービーピーアプリ)」の無償提供を開始し、GHGプロトコルに従ったカテゴリ別排出量などの“見える化”を支援しています。

  
◆コーポレートPPA事業「DayZpower」紹介動画

 「DayZpower」を動画でご説明しております。
動画は、こちらからご覧ください。


                
 今後も当社は、パーパスである「ともに、未来を切拓く」のもと、世界のものづくりと豊かなくらしをリードしてまいります。

以上

■本件に関するお問い合わせ先
【報道関係の方】
広報・IR室
TEL 06-6534-3095 / FAX 06-6534-3280
E-Mail info07@yamazen.co.jp

当リリースにて掲載されている内容は発表日現在の情報等に基づいております。閲覧いただいている時点では、その内容が異なっている場合がありますので、予めご了承ください。

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