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株式会社山善(本社:大阪市西区/代表取締役:中田 繞)は、聴覚障害者への理解を深め、また国内デフスポーツ発展を目指す日本デフバスケットボール協会の想いに賛同し、2016年11月4日(金)~11日(金)に福岡県春日市にて開催される「第3回 アジア太平洋デフバスケットボールクラブ選手権大会」に協賛します。
(1) 協賛の背景
2016年ブラジル・リオで開催されたパラリンピックにもみられるように、近年障害者スポーツは急速に社会の認知を受けつつありますが、助成金は健常者の5分の1ほどに留まるといわれ、競技者の費用負担は少なくありません。これらの状況をふまえ、当社ではかねてより障害者スポーツへの取り組みを模索していたところ、当社社員が開催地チームの一員として『第3回 アジア太平洋デフバスケットボールクラブ選手権大会』に出場することとなりました。
当社は2008年10月から、同じバスケットボールである、当時プロバスケットボールbjリーグに所属していた『浜松・東三河フェニックス』(現:B.LEAGUE『三遠ネオフェニックス』)のオフィシャルスポンサーとして活動しており、スポーツの普及や振興活動に積極的に取り組むチームを応援しています。今回、社員の応援はもちろんのこと、かねてよりつながりのあるバスケットボール(デフバスケットボール)の支援に縁を感じ、協賛することといたしました。
(2) デフバスケットボールとは
聴覚障害者(Deaf:デフ)によるバスケットボールのことであり、特定非営利活動法人 日本デフバスケットボール協会(通称:JDBA)が主に運営・活動をしています。デフバスケットボールの主な特徴は、チームメイト、ドリブルの音、審判の音がまったく聞こえない状態でバスケットボールをプレイすることです。そのため、大会などでは審判は黄色い手袋を着用し、コートの対角で審判の笛がなると旗を振って合図するシステムを採用しています。
(出典:特定非営利活動法人 日本デフバスケットボール協会HP:http://jdba.sakura.ne.jp/)
(3) アジア太平洋デフバスケットボールクラブ選手権大会とは
アジア太平洋デフバスケットボールクラブ選手権大会は、アジア太平洋ブロックに位置する国々で構成される大会で、2012年にフィリピン・マニラ市で第1回大会、2014年に韓国・高陽(コヤン)市で第2回大会が開催され、今大会が3回目となります。国際大会を開催することは、グローバルな視点で聴覚障がい者への理解を深める機会となり、また今大会の開催をきっかけにデフプレーヤーの技術向上と国内のデフスポーツの発展を目指しています。 | ![]() |
<大会概要>
大会名称 | 3rd Asia Pacific Deaf Basketball Club Cups Championships 第3回 アジア太平洋デフバスケットボールクラブ選手権大会 |
主催 | Deaf International Basketball Federation(DIBF) 国際デフバスケットボール連盟 |
共催 | 福岡県 |
主管 | Japan Deaf Basketball Association (JDBA) 特定非営利活動法人日本デフバスケットボール協会 |
大会期間 | 2016年11月4日(金)~11日(金) 8日間 |
大会会場 | 春日市総合スポーツセンター 〒816-0831 福岡県春日市大谷6-28 |
参加国 | 男子:台湾、オーストラリア、香港、日本2チーム 女子:台湾、日本2チーム |
参加日本チーム |
男子:地猿(東京都)、女子:Monkeys(埼玉県)
男子:Emperors、女子:EMERALD |
大会公式ホームページ | http://jdba.sakura.ne.jp/asiacup2016/ |
<大会日程>
11月4日(金) | 公式練習 |
11月5日(土) | 公式練習 |
11月6日(日) | 公式練習 |
11月7日(月) | 開会式 試合1日目(予選) |
11月8日(火) | 試合2日目(予選) |
11月9日(水) | 試合3日目(予選) |
11月10日(木) | 試合4日目(決勝戦・3位決定戦) 閉会式 クローズドセレモニー |
11月11日(金) | 帰国 |
以上
■本件に関するお問い合わせ先
【報道関係の方】
広報・IR室
TEL 06-6534-3095 / FAX 06-6534-3280
E-Mail info07@yamazen.co.jp
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