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~172社がカーボンフリー企業達成!~
株式会社山善(本社:大阪市西区/代表取締役:中田繞)では、環境関連ビジネスの総称である「Green Ball Project」の一環として、「カーボンフリー企業※1創出プロジェクト」に取り組んでいます。「カーボンフリー企業創出プロジェクト」とは、山善が取り扱う省エネ機器が、参加企業(販売店)を通じて、工場や一般家庭へ販売・設置されることで生じる温室効果ガス(GHG、CO2換算、以下CO2と表記)削減効果量に応じて付与された排出枠(Jクレジット等※2)を活用し、参加企業が自社の企業活動で排出したCO2とオフセット(埋め合わせ)するスキームです。
先般、カーボンフリー企業の認証等を行う第三者機関「Green Ball Project Committee※3」の開催を受け、2014年度は当プロジェクト参加企業376社のうち172社がカーボンフリー企業となり、当プロジェクトの参加企業全体で6,402tのCO2をオフセットしました。
※1.カーボンフリー企業とは、自社のCO2排出量を認識し、削減する努力を行ったうえで、削減困難な排出量を、当プロジェクトで獲得した排出枠で、排出量の全部をオフセットした企業です。
※2.Jクレジットとは、省エネ機器の導入などの取り組みによるCO2削減量や植林事業による森林吸収量などを日本国が認証した排出枠です。
※3.「Green Ball Project Committee」は、参加企業のCO2排出量の算定と、CO2削減活動を促し、また、参加企業が企業活動で排出したCO2量を、認証された排出枠でオフセットし、カーボンフリー企業になること等を推進することで、「地球環境の保全」と「地球温暖化防止」活動を支援するために設立された委員会です。環境保全活動等に精通した有識者からなる第三者組織として、客観的な立場から参加企業のCO2排出量に関する情報を確認して、認証します。
1.「カーボンフリー企業創出プロジェクト」のスキーム
①参加企業(販売店)が顧客(法人ユーザー/個人ユーザー)に省エネ機器を販売。
②山善が、省エネ機器の販売によるCO2削減効果量に応じた排出枠を参加企業に付与。
③CO2削減効果量に応じて付与された排出枠と、参加企業の企業活動によって生じたCO2排出量をオフセット。

2.「カーボンフリー企業創出プロジェクト」3つの特長
① 国内初の総合排出枠交換市場
参加企業(販売店)による省エネ機器の販売量によって生じるCO2削減効果量を数値化し、それに見合う排出枠を付与するという国内初の総合排出枠交換市場です。
② 小さなエコを、大きなエコに
小さな工場や一般家庭でも、省エネ機器を活用することで確実にCO2を削減しています。そんな個々の貢献を集めて数値化し、 世の中に見える形にしていく取り組みです。
③ 販売店側からの普及を目指す商社ならではの取り組み
省エネ機器の最終消費者であるユーザー側からではなく、販売店側から普及させることで、更なる普及促進を目指す商社ならではの取り組みです。
3.「カーボンフリー企業創出プロジェクト」参加企業の特典
参加企業は、省エネ機器の販売を通じて生じたCO2削減効果量に相当する排出枠を獲得します。その排出枠と企業活動によって生じたCO2排出量を全量オフセットすることで、参加企業はカーボンフリー企業となります。

カーボンフリーとなった参加企業には、「Green Ball Project Committee」によって、「カーボンフリー認証マーク」が付与されます。この認証マークを活用することで、環境優良企業としてのブランド価値を広くアピールすることが可能です。

(カーボンフリー認証マーク)
(委員会のメンバー)
氏名 | 所属団体 | |
魚住 隆太(うおずみ りゅうた)氏 | 委員長 | 魚住サステナビリティ研究所 代表〔公認会計士、環境計量士〕 |
山岸 尚之(やまぎし なおゆき)氏 | 委員 | WWFジャパン(公益財団法人世界自然保護基金ジャパン) 自然保護室 気候変動・エネルギーグループ リーダー |
渡邉 泰宏(わたなべ やすひろ)氏 | 委員 | 兵庫県立大学 大学院 会計研究科 教授 |
奈鬼羅 淳司(なきら あつし) | 事務局 | (株)山善・経営企画部CSR推進室長 |
以上
本件に関するお問い合わせ先
【報道関係の方】
広報・IR室
TEL 06-6534-3095 / FAX 06-6534-3280
E-Mail info07@yamazen.co.jp
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