大阪シティ信用金庫との提携で「ゲンバト」導入

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大阪シティ信用金庫との提携で「ゲンバト」導入
~関西のものづくり企業2社のデジタル化・DXを実現~


 ものづくり商社のリーディングカンパニーである株式会社山善(本社:大阪市西区、代表取締役社長:岸田貢司、以下「当社」)は、大阪シティ信用金庫(本店:大阪市中央区、理事長:髙橋知史、以下「大阪シティ信金」)とのパートナーシップ契約を通じて、当社が提供するものづくり企業向け複合型SaaSプラットフォーム「ゲンバト」(https://genbato.jp/)の導入を推進しています。このたび、大阪シティ信金の支援を受け、関西エリアの中小製造業2社が「ゲンバト」を導入し、現場のデジタル化・DXを実現しましたことをお知らせいたします。
   


 当社と大阪シティ信金は、関西エリアを中心とした中小製造業のデジタル化・DXを支援するため、2025年4月16日にパートナーシップ契約を締結しました。大阪シティ信金は、地域密着型の金融機関として多くの製造業顧客を抱えており、そのネットワークを活用することで、「ゲンバト」をより多くの企業にご提供することが可能となります。
 今後も両社は、関西エリアを起点に「ゲンバト」の普及を進め、地域経済の活性化や日本のものづくり産業の発展に貢献するとともに、事業機会の創出や技術・事業承継の支援を通じて、製造業界全体の成長を目指してまいります。

  
◆今回の導入事例

大阪シティ信金を通じて、以下の2社が「ゲンバト」を導入し、現場のデジタル化・DXを実現しました。
①エーゼットーミュ精機株式会社(大阪府南河内郡千早赤阪村)
代 表 者:代表取締役 宮坂 信一氏
事業内容:各種金型の設計製作
導入事例:大量の金型図面の効率的管理のため、ゲンバト「図面管理」を導入

②有限会社みと(大阪府藤井寺市)
代 表 者:代表取締役 所 武司氏
事業内容:産業機械装置の製造
導入事例:作業進捗や顧客企業への対応の状況を把握・記録するため、ゲンバト「日報管理」を導入

  
◆「ゲンバト」とは

「製造現場にちょうどいいデジタルを」をテーマにした、ものづくり企業向けの複合型 SaaSプラットフォームです。「ゲンバト」が目指す「ちょうどいいデジタル」とは、「使いたいものだけ」「すぐに始められる」「安価で手軽な」サービスで、製造現場・経営にまつわる様々な課題を解決できます。当社が独自提供するオリジナルサービスと、提携業者が提供するパートナーサービスを展開しています。オリジナルサービスの大きな特長は「サービス同士の連携」「各サービスが月々1万円~2万円で始められるサブスクリプション(定期課金)サービス」の2つです。

  
◆オリジナルサービス



   
   
製造現場や、机の引出し、書棚等に散らばって保管されている図面や関連書類を、セキュリティが担保されたクラウド環境で一元管理できます。
2025年9月にリリースした「図面管理+AI」では、AI図面自動読み取り・AI一括登録・AI類似図面検索の3つの機能も新たに加わりました。



  
動画や画像を活用し、品質関連書類の作成をサポートします。またクラウドで一元管理
することで、作業の標準化に寄与し、製造業(ものづくり企業)の品質管理体制を向上させるサービスです。



   
  
不良の記録を発生から改善までまとめて管理
できます。過去の問題を可視化することで、個人のノウハウの差に依存しない生産工程の改善、不良による損失削減につなげられます。実績を自動でグラフ化でき、傾向を分析することでより効果の高い改善に取り組むことができます。



  
  
忘れがちな設備の点検記録や修理記録を一元管理することで、実施漏れを防ぎ、「チョコ停」の防止に繋げることができます。徹底した予防保全管理は、発注元の監査の評価を上げることにも繋がります。また、修理の履歴や設備に関わる文書をクラウド環境で一元管理することで、紙文書の紛失を防ぎます。



       
  
普段の日報業務を「日報管理」のフォーマットに沿って入力するだけで、面倒な集計作業を自動化できます。機械の使用時間から、稼働率や製品ごとの原価計算が可能です。さらにダッシュボード上で、稼働率や原価を前月と比較してご覧いただけます。



    
  
製造業(ものづくり企業)の新たな出会いの場を提供するサービスです。依頼側の企業は自社の課題や探している企業を公募でき、ゲンバトに登録している製造業が簡単に応募できます。営業活動や自社の技術力のPRに人的リソースをかけられない製造業をサポートします。

  
今後も当社は、パーパスである「ともに、未来を切拓く」のもと、世界のものづくりと豊かなくらしをリードしてまいります。

以上

■本件に関するお問い合わせ先
【報道関係の方】
広報・IR室
TEL 06-6534-3095 / FAX 06-6534-3280
E-Mail info07@yamazen.co.jp

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