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2023年度「グリーンボールプロジェクト」実績報告

環境優良商品の普及による“CO2削減貢献量※1”を数値化!
「GBP App」を実装し、参加企業の脱炭素への取り組みをサポート
2023年度「グリーンボールプロジェクト」実績報告


工作機械/工具や産業機器と、住設機器・家庭用機器などの専門商社・株式会社山善(本社:大阪市西区、代表取締役社長:岸田貢司)は、2008年度より環境関連ビジネス「グリーンボールプロジェクト」(https://www.greenball.jp/)を推進しています。2008年度から2023年度までの16年間で延べ12,549社が参加し、CO2削減貢献量※1は累計で570,867t‐CO2となりました。


 環境優良商品の普及を促進することで、持続可能な社会の実現を目指し、地球環境とエネルギーの未来に貢献することを目的とする「グリーンボールプロジェクト」。当プロジェクトでは、当社が取り扱う環境優良商品が、当プロジェクトの参加企業(販売店)を通じて工場や一般家庭へ販売・設置されることで、生じていると考えられるCO2削減貢献量※1を集約して数値化することによって、さらなる普及、拡大を促し、CO2削減に貢献しています。

2023年度累計(2008年度~2023年度)
CO2削減貢献量37,709 t‐CO2570,867t‐CO2
森林の年間CO2
吸収量換算※2
4,285ヘクタール分
(東京ドーム約910個分の面積※3
64,871ヘクタール分
(琵琶湖※4に匹敵する面積)
参加企業数639社12,549社

  
 また、2022年7月より、当社におけるCO2排出量を拠点・部署ごとに把握するため、株式会社ゼロボード(本社:東京都港区、代表取締役:渡慶次 道隆)が提供するSaaS型のCO2算定アプリケーションを一部カスタマイズ化した「GBP App」(ジービーピー・アプリ)を導入しました。さらに、「GBP App」をグリーンボールプロジェクトの参加企業である販売店にサービスとして提供しており、当社から見たScope3※5の一部でもあるサプライチェーンのCO2排出量と削減効果の「見える化」を支援しています。アプリの主な機能である「GHG算定」に加え、AIを活用した機能や、カーボンフットプリント算定機能など、新たな機能も実装され、参加企業の脱炭素への取り組みのサポートも強化しています。
 当社は、今後もグリーンボールプロジェクトの活動並びに、「GBP App」を活用したCO2排出量の算定・可視化を推進しながら、サプライチェーン全体の脱炭素に寄与してまいります。

    
<「GBP App」の特長>

・当社および参加企業のCO2排出量を算出・見える化
・対象商品の販売量に応じたCO2削減貢献量を算出・見える化
・GHGプロトコルに準じたカテゴリ排出量の表示
・年・月次での増減比較ができ、連綿性のある進捗管理が可能
・J-クレジット等、保有クレジットと紐づけオフセットも可能
    


<「GBP App」の新機能>

① AI-OCRによる証憑アップロード
入力が面倒な各種帳票は、AI-OCRによって自動取り込みが可能。撮影した画像をパソコン、スマートフォンからアップロードし、自動で入力します。
※AI(人工知能)技術を取り入れた光学文字認識機能
② AI-Chat bot機能
算定作業を進める中で出てくる質問に、AIチャットボットが数秒で自動回答します。策定担当者の疑問がスピーディーに解消されることで、作業時間が短縮できます。
③ カーボンフットプリント算定機能
組織の排出量に加え、原材料の調達から廃棄・リサイクルに至るプロセスごとにGHG排出量の算定が可能です。

■カーボンフットプリントとは
Carbon Footprint of Productsの略称で、商品やサービスの原材料調達から廃棄・リサイクルに至るまでのライフサイクルを通して排出される温室効果ガスの排出量をCO2に換算し、商品やサービスに表示する仕組み。


<公益財団法人日本自然保護協会への活動支援>

 グリーンボールプロジェクトは、CO2削減貢献量に応じて日本の希少な自然を守る環境保護活動を支援しており、様々な自然保護活動を行っている「公益財団法人日本自然保護協会」を支援しています。同協会は人と自然が共に生き、赤ちゃんからお年寄りまでが美しく豊かな自然に囲まれ、笑顔で生活できる社会の構築を目指し活動しています。


写真提供:公益財団法人日本自然保護協会

写真提供:公益財団法人日本自然保護協会

 
<GXリーグに参画しています>

 当社は、経済産業省が設立した「GX(グリーントランスフォーメーション)リーグ」に参画しています。


  
※1:ベースライン比較法に基づくプログラム型削減。
※2:森林はスギ人工林として計算。森林の年間CO2吸収量は1ヘクタール当たり約8.8tとして算出。
※3:東京ドームの面積は約4.7ヘクタールとして算出。
※4:琵琶湖の面積は669.26㎢として算出。出展:滋賀県ホームページ「琵琶湖の概要」より
※5:事業者によるGHG排出量の算定・報告対象範囲の区分。
(Scope1:自社の事業活動における直接的なGHG排出 Scope2:他社から供給された電気、熱・蒸気の使用により発生する間接的なGHG排出 Scope3:上記以外の事業活動に関わるサプライチェーンのGHG排出)

           
 今後も当社は、パーパスである「ともに、未来を切拓く」のもと、世界のものづくりと豊かなくらしをリードしてまいります。

以上

■本件に関するお問い合わせ先
【報道関係の方】
広報・IR室
TEL 06-6534-3095 / FAX 06-6534-3280
E-Mail info07@yamazen.co.jp

当リリースにて掲載されている内容は発表日現在の情報等に基づいております。閲覧いただいている時点では、その内容が異なっている場合がありますので、予めご了承ください。

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