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CDP「気候変動レポート2023」にて「B」スコアと評価されました

CDP「気候変動レポート2023」にて「B」スコアと評価されました


 「ともに、未来を切拓く」をパーパスに掲げる株式会社山善(本社:大阪市西区/代表取締役社長:岸田貢司 以下、当社)は、CDPが公表した「気候変動レポート2023」において、「B」スコアと評価されました。


 CDPは2000年にイギリスで発足した国際的な環境非政府組織(NGO)です。世界中の企業や自治体から収集した環境に関する情報開示を集計・分析し、その取り組みを8段階(A、A-、B、B-、C、C-、D、D-)で評価しています。当社の現時点での評価である「B」スコアはマネジメントレベルとされ、「自社の環境リスクやその影響を認識し、行動している」と評価されたことを示すものです。

 当社は2022年度にTCFDへ賛同し、2050年度には実質カーボンニュートラルを目指して取り組みを進めております。



■自社の取り組み

 当社のScope2(エネルギー間接排出)の排出量削減のため、2022年度に大阪本社第1、第2、第3ビル及びロジス大阪(大東市)、2023年度に当社仙台支店の電力を、大阪ガス株式会社から調達する再エネ電気「D-Green RE100」に切り替えました。これにより年間の排出量が635t-CO2削減される見込みです。今後も順次、自社所有となる主要拠点(名古屋、九州、広島など)の再エネ電気への切り替えを進めていきます。



■グリーンビジネスの推進

[コーポレートPPA事業]

 2021年度にDaigasグループの事業会社であるDaigasエナジー株式会社と業務提携し、参入しました。当社の仕入先メーカーや工場ユーザーの社屋屋根や敷地に、当社の技術ノウハウや資金により太陽光発電システムや蓄電池システムを設置稼働させて、取引先企業の再エネ調達、脱炭素化を支援するとともに、当社自身のScope3となるサプライチェーン排出量の圧縮にも繋げています。


[グリーンボールプロジェクト]

 2008年より環境優良製品の販売に関する全国規模のキャンペーン「グリーンボールプロジェクト」を展開し、賛同メーカー、参加販売店・ユーザーと一緒に環境優良機器の普及に努めてきました。参加企業数は延べ11,000社を超えます。2022年度からは、参加企業に対して、排出量算定用アプリケーション「GBP App(ジービーピーアプリ)」の無償提供を開始し、GHGプロトコルに従ったカテゴリ別排出量や、当社独自の削減貢献量算定ルールGBPプロトコルの“見える化”を支援しています。


■物流面での施策

 トラックによる配送に替えて、JR貨物線の鉄道コンテナやRORO船を使った物流手段の活用を開始しました。その他、リサイクルが可能な強化段ボール製パレットや、紙製の緩衝材への切り替えを順次進め、資源循環にも取り組んでいます。



 当社は、地球環境問題を経営上の重要課題の一つと位置づけ、あらゆる活動を通じて環境に配慮し、地球環境の保全と継続的改善に努めています。日本経済新聞社が、脱炭素の取り組みを行っている有力企業500社をランキングにした「GX(グリーントランスフォーメーション)500」では、当社は358位と評価されました。今後も、2050年カーボンニュートラルの実現に向けて、「ガバナンス体制」「リスクと機会認識」「戦略と戦術」「指標と目標」の4つの観点から、さらなる高みを目指して環境活動とビジネスの両立を強力に推進してまいります。


<関連資料>

統合報告書2023 https://www.yamazen.co.jp/ir/annual-report/
サステナビリティ https://www.yamazen.co.jp/sustainability/environment/
グリーンボールプロジェクト https://www.greenball.jp/

以上

■本件に関するお問い合わせ先
【報道関係の方】
広報・IR室
TEL 06-6534-3095 / FAX 06-6534-3280
E-Mail info07@yamazen.co.jp

当リリースにて掲載されている内容は発表日現在の情報等に基づいております。閲覧いただいている時点では、その内容が異なっている場合がありますので、予めご了承ください。

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