検索

ニュース

「ロジス足利」にLMS・WMSを導入

「ロジス足利」にLMS・WMSを導入 
 全事業部横断で物流資産をシェア
~短距離配送により、「グリーン物流」を推進~


 株式会社山善(本社:大阪市西区/代表取締役社長:岸田貢司 以下、当社)は、2023年9月に栃木県足利市にある、当社家庭機器事業部の物流拠点「ロジス足利」へ、LMS(統合物流管理システム)とWMS(倉庫管理システム)を導入しました。導入後のテスト期間が終了し、今後、本格運用を開始します。これにより当物流拠点においても全事業部で運用することが可能となりました。


 当社ではLMS・WMSの導入により事業部横断で物流資産をシェアする「物流CROSSING」や、物流DXを通じ、ロジスティクスの効率性やサービス力を高めています。
 その一環として、このたび、当社の家庭機器事業部の拠点である「ロジス足利」にLMS・WMSを導入しました。これにより、同事業部が個別運用してきた「ロジス足利」を全事業部横断でシェア運用することが可能となります。今後、複数の事業部の商品を在庫したり、輸配送するなどして、物流機能の最適化を図っていきます。まず、「ロジス足利」においては、同じ関東圏にある家庭機器事業部の物流拠点「ロジス関東」(群馬県伊勢崎市)からの得意先への配送の一部を担っていきます。
 また、今回の導入により、「ロジス足利」では適切な出荷計画の策定とともに、運送便の最適なルートを決めることができるようになり、導入後の輸配送費用を1㎥あたり約14%削減※1しました。さらに、LMSでの最適な梱包計算により、30㎤(1才)あたりの梱包個数が対前年同月比で約26%減少※2し、梱包作業の工数や段ボールの使用数の削減に繋がるとともに、今後、より多くの得意先への荷物を混載して、さらなる積載効率のアップを目指します。

 当社は今後3年以内に、全国の各物流拠点に順次LMS・WMSを導入する予定で、物流コストの削減とともに物流サービスの向上を図っていきます。また、「物流CROSSING」に代表される施策で、全事業部の取り扱い商品の輸配送に関して「短距離配送」を実現し、「グリーン物流」を推進することはもちろん、ドライバーの拘束時間短縮に繋げ、いわゆる「2024年問題」への対応も進めていきます。

※1:2023年4月度と2023年9月度の比較です。
※2:2022年9月度と2023年9月度の比較です。

<ロジス足利 施設概要>


「ロジス足利」外観



名称 ロジス足利
建物名 株式会社上組 北関東物流センター
所在地 栃木県足利市大月町3-3 (工業地域:大月工業団地内)
取扱商品 家電商品及び家庭用品 約2,000アイテム
保管物量 約5,000㎥
入荷物量 月間約3,700㎥
出荷物量 月間約3,700㎥

 

 今後も当社は、パーパスである「ともに、未来を切拓く」のもと、世界のものづくりと豊かなくらしをリードしてまいります。

以上

■本件に関するお問い合わせ先
【報道関係の方】
広報・IR室
TEL 090-9873-6745 / FAX 06-6534-3280
E-Mail info07@yamazen.co.jp

当リリースにて掲載されている内容は発表日現在の情報等に基づいております。閲覧いただいている時点では、その内容が異なっている場合がありますので、予めご了承ください。

ページトップへ