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西日本の戦略物流拠点「新ロジス大阪」を新設

西日本の戦略物流拠点「新ロジス大阪」を新設
~機械工具を主とする最適納品体制の構築へ~

 
 「ともに、未来を切拓く」をパーパスに掲げる株式会社山善(大阪本社:大阪市西区/代表取締役社長:岸田 貢司 以下、当社)は、大阪府東大阪市に新たな物流拠点、「新ロジス大阪」を新設いたします。「新ロジス大阪」は、当社産業ソリューション事業部、ツール&エンジニアリング事業部(※1)が取り扱う商品(※2)の西日本への戦略物流拠点と位置づけており、2025年1月の本格稼動開始を目指します。


新ロジス大阪が入居する「SGリアルティ東大阪」。当社は2Fを賃借

 当社では持続的な成長に向け、2022年度から2024年度にかけて、400億円の成長投資枠を設定しており、物流設備等の「設備投資」には100億円の枠を設定しています。そのような中、前期には、当社初となるLMS(統合物流管理システム)とWMS(倉庫管理システム)を稼働させるとともに、東日本の戦略物流拠点である「ロジス新東京」も本格稼働させました。また、物流最適化の一環として、当社物流資産を事業部横断でシェア(旧機工事業部・住建事業部)した、地域密着の小規模倉庫である「岡山デポ」(※3)も稼働させました。
 そして今回、機械工具の西日本における最適納品体制の構築のため、「新ロジス大阪」を新設します。「新ロジス大阪」は、大阪府東大阪市にある「SGリアルティ東大阪」の2F約5,000坪(トラックバース含む)を賃借し、GTP(※4)等の最新のマテハン設備による大幅な自動化・省人化により、効率的な庫内物流を行っていきます。また、LMS・WMSも導入し、全社的な物流費の可視化を行いながら、物流コストの削減と適切な価格での商品提供を図っていきます。
 また、「SGリアルティ東大阪」は、SGホールディングスグループのSGリアルティが所有する施設であり、1階には佐川急便東大阪営業所が同居しています。今後は、佐川急便の集荷拠点が同居している強みを活かし、スピーディかつ効率的な商品配送を実現していきます。そして、「新ロジス大阪」の新設に伴い、現在関西の機械工具の主要物流拠点である「ロジス大阪」は「ロジス大東」と名称変更し、環境改善機器等の大型商品やその他事業部の保管倉庫として運用していく予定です。
 今後も当社は、様々な物流施策を通じ、当社の物流網の最適化を図りながら、「物流業界におけるCO2削減」、「2024年問題」などの課題解決に注力していきます。

※1:2023年4月に、機工事業部を「産業ソリューション事業部」と「ツール&エンジニアリング事業部」に分割しました
※2:切削工具・測定工具・メカトロ機器・環境改善機器等
※3:旧名称「ロジス岡山」
※4:自動棚搬送ロボット。AGV(無人搬送車)の1つ

<施設概要>



名称 新ロジス大阪
物件名 SGリアルティ東大阪
所在地 大阪府東大阪市吉田下島1‐10
稼動開始 2025年1月(予定)
延床面積 17,029.14㎡(5,151.59坪)※当社契約部分
物件の構造・規模 鉄骨造・耐震/地上4階建て、全館LED照明、屋上太陽光発電


<当社の物流システムについて>

 当社は今後、大規模倉庫を「ロジス」、地域密着の小規模倉庫を「デポ」と呼称し、物流網の最適化を図っていきます。



◆路線便に頼らない自社配送エリア拡大
・ 「2024年問題」対応、輸配送コストの抑制 
・ 当日/翌日配送エリアの拡大、サービスの向上
・ エリア需要に応じた適切なる分散在庫    

 今後も当社は、パーパスである「ともに、未来を切拓く」のもと、世界のものづくりと豊かなくらしをリードしてまいります。

以上

■本件に関するお問い合わせ先
【報道関係の方】
広報・IR室
TEL 06-6534-3095 / FAX 06-6534-3280
E-Mail info07@yamazen.co.jp

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