山善のDXへの取り組みについて

～デジタル技術を活用しDX戦略を推進、顧客価値最大化を目指します～

　

　今般、当社では「DX戦略基本方針」を策定いたしましたので、お知らせいたします。

　あらゆる要素がデジタル化されていくSociety5.0に向けて、企業はビジネスモデルを抜本的に変革し、新たな成長を実現しながら、日本全体でDXを進め、持続的な成長を確かなものにしていくことが求められています。このような社会情勢の中、当社では『CROSSING＝かけ合わせる経営で、柔軟に変化対応しながら、持続的な成長へと繋げる』を実現するため、2019年度から2023年度にかけて、600億円の投資枠を設定しており、対象領域は「自動化・省人化」「グリーン成長」「物流」、そして「DX」の４分野としております。

　今後当社は、「DX戦略基本方針」に基づき、DX戦略部の設置、基幹システムの刷新などのDXへの取り組みを強化しながら、DX戦略推進に向けた体制・環境整備に注力してまいります。ビジネスモデルの方向性として、トレーディング・エンジニアリング・メーカーの3機能を「ユーザー密着」「トランスフォーム」「デジタル融合」の3戦略視点によって独自かつ最適に組み合わせ、顧客価値を最大化することによって未来をつくり続ける商社を目指します。

　中でも、「デジタル融合」によって、ユーザーやメーカーのトレンドの変化をデータで把握し、リソース（ヒト・モノ・カネ・情報など）を機動的に投下してまいります。その結果、現場のセールスに情報や気づきを与え、山善の組織知を発揮できるように進めてまいります。